誕生日が嫌い

ひとつ前の記事では、ほんのちょっと年齢の話になりましたが、

 

そういえば先日、こんな相談を受けたのを思い出しました。

 

 

「私、自分の誕生日が嫌いなんだ~」

 

私と同い年の女性、

確かに年々お祝いをされるのがこそばゆいような気持にはなってきますが、

それとはまた別のようです。

 

その方の誕生日は8月です。

学校に通っていた時代は必ず夏休みに被るため友達にお祝いをしてもらう機会はなかなかなかったのだとか。

 

「今度はじゃあ一緒にお祝いしようよ!!」話していた際のカミングアウトでした。

 

 

“誕生日”というのは、一般的にみんなが自分のことを注目してくれる、お祝いしてくれる、そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

これはなにかあるかもしれないと思って、よくよく話を聞いてみることにしました。

 

 

彼女は、3人兄弟の一番長女。お母さまもすごくよくできられる方のようで、

その方は、「お母さんのようになりたい!」「お母さんに褒めてもらいたい!」とホントに一生懸命今迄頑張ってきた背景がありました。弟さんが二人もいてなかなかお母さんを独り占めすることはできなかったのでしょう。

 

私には、彼女の「誕生日が嫌い」という言葉が、心の叫びのように聞こえました。

 

「私はこんなに頑張ってるんだよ!私を見てよ!日頃はちゃんと我慢してるから、誕生日くらい私にかまってくれてもいいじゃない!!!」って。

 

誕生日くらい、、、ととても期待するのですが、結局夏休みだし、家族は忙しいし、と、期待をしてしまう分、いつもより余計にさみしさを感じてしまう誕生日が嫌いになってしまったんですね。

 

私はまず、そんな心の声を持っているあなた自身と出会うところからですね、とお伝えしました。

 

だんだん8月も近づいてきましたが、一緒にお祝いできるといいなぁ♪