「価値観のズレ」って何?〜その②〜

前回、書いたところから時間が経ってしまったので改めて書いていきたいと思います。

 

前回は「両家の父親が大きな原因となっている」ということを書きました。

 

まずは、次の三つの原因の整理です。

 

①義理の父の不寛容さ

義理の両親の過干渉が直接的な離婚の原因と書かれています。

自分の力で会社を立ち上げた義理の父は「自分のやってきたことこそが正しい!」と思ってらっしゃったのでしょうね。この義理の父と接する事で見えてきたものがあります。

 

②実の父の不寛容さ

小さな頃から感じていた違和感がはっきり明確になったとかかれています。実の父もまた「自分のやってきた事こそが正しい!」という大前提で人と接するため、悪意なく人の事を傷つけてしまっているのではないか、という事でした。高校、大学を卒業し、企業に就職をして結婚をして子育てをする事が正しい事だ、この「普通」というものを、フリーランスである筆者の方は押し付けられてきたのかもしれませんね。そして、筆者の方は気づきました。

 

③自分の中の不寛容さ

義理の父と実の父の不寛容さに気づいた事で、筆者の方も自身の不寛容さに気づきます。それで、自分の離婚の原因は結局は「自分の不寛容さ」だった事なんですね。

 

 

最後に筆者の方は、自分ん不寛容さをを知ってしまったので、価値観レベルで今の彼女と歩み寄る事は難しいし、子どもにそれが残っていくのは耐えがたい、と締めくくっています。

 

 

いかがでしょうか?

 

 

私は、この記事を読んだ時に、

 

「これだけ価値観がズレた原因がわかっているのに、結婚できない、子どもに伝えたくない、という結末だと寂しいなぁ」と思いました。

 

 

ただ、この問題は世の中の至る所で起こっている事です。

 

そしてこれこそが私たちのコミュニケーションをうまくいかなくさせている、

 

「観点の問題」

 

です。